新史太閤記下巻を読み終えて、好印象の秀吉のままで終わって良かったです!

斎藤一人さんオススメの司馬遼太郎三部作の一つ。新史太閤記の下巻を読み終えました。上巻、下巻とも500ページほどあり、通勤電車の中くらいでしか読書の時間が取れない自分にとって「読破できるまで、どれくらいかかるかな?読み終えることができるだろうか?」と不安をのぞかせていました。しかし、そこは司馬マジック!あの「竜馬がゆく」の長編も夏休みの二カ月で読破したくらい、のめり込む作品の筆者、司馬遼太郎さんの作品だけあり、一気に司馬ワールドに引き込まれて一気に読破できました。秀吉という人物は百姓の乞食同然の身から、日本のトップにまでなった現代でも夢を与えるスーパーマン。しかし、晩年、人を殺すことをしたことが私にとっては嫌な側面でした。太閤までなって、全てが自由になった途端、人が変わってしまったかのように振る舞う秀吉はあまり尊敬したくありませんでした。この本でも嫌な晩年の秀吉の姿が描かれているのか?を考えるときっと読み進めたくなくなり、投げだしてしまうのかな?と不安でした。物語は秀吉が半ば天下統一を成し遂げたところで終わりになります。家康と和解し、大阪城で拝殿するところで終わり。昔、柳葉敏郎さんが秀吉を演じた時代劇がありましたが、ちょうどその時点で終わってくれました。良い側面でのストーリーの終焉は、人の良い所だけにスポットを当ててくれ、読み終わって何かスカッとします。良い所だけを語って終わりにする、新たな司馬ワールドを見た気がしました。秀吉の良い点とは、人を生かす。殺すくらいなら仲間に取り込む。雇われているなら、雇い主に倍にも何十倍にも稼がせることを考える。常に楽観的という点が挙げられます。斎藤さんオススメとする理由は、この本が現代にも通用し、これからは人柄の時代といわれる所以であることに納得がいきました。

新史太閤記下巻を読み終えて、好印象の秀吉のままで終わって良かったです!